ふと、思い出すことがあるのです。それはインターネットという存在を知ったばかりの「あの頃」を思い出すことがあるのです。
あんた歳いくつなのよ・・・
いまやスマホの普及やGoogleのSEOの仕組みが日々変わっていく中、古いサイトや更新されなくなったサイト、昔は有名だったサイトやサービスが終了してしまうのはとても悲しいことだ。
その中で今回はキサキモンを懐古してみようと思うわよ。
キサキモンとは?懐古+解説!!!
キサキモンとは某国民的青狸アニメのドラえもんのパロディーキャラクターである。
2000年7月27日に開設されたキサキモン公式ホームページにはいわゆる面白動画やフラッシュゲームなどがメインのコンテンツとなり、その他CGIゲームやCGIスクリプト(掲示板+バトルの掲示板とか)の配布などを行っているサイトだった。
当時はフラッシュ全盛期(だったはず)で、フラッシュを多く使ったHPだったりフラッシュを使ったゲームやコンテンツが多かった印象です。
またオリジナルのCGIゲームなども作成して公開、運営などもしており、当時のネット界隈のコンテンツを幅広く展開していたように感じます。
また完全に個人製作のサイトではあるのだが、2005年11月19日にはアクセスカウンターが10,000,000HITを記録している。
当時のネット人口からすると結構えぐい数字ではないだろうか。
この時のネットのアクセスと言えば、相互リンクやブログランキングといったものが主流で特に相互リンクは中堅以上のサイトに相互リンクの許可を得られたときはかなりの影響力にだった。
少し話はズレるのだが、「商人物語」というブラウザゲーがあり、これはスクリプトが配布されており(今はもう・・・)CGIが動くサーバーがあれば、自分でも設置したり改造したりできたりしたゲームなのだが、キサキモンで運営されていた商人物語は特に面白く、データが欲しいくらいだった。
正直懐古するとまだまだいろんなネタがあるのだがきりがないのでこの辺にしておきます。
個人的には当時のおもしろフラッシュ倉庫よりも有名だったと思うわ。
そんなみんなに愛されていたキサキモンだが、2006年10月22日が最後の更新となり、2009年の8月頃(推定)まではサイトを閲覧することが出来たのだが、それ以降はサイトを見ることが出来なくなり事実上の閉鎖となってしまった。キサモナー(アムラーとかケモナーとかとニュアンスが一緒で、キサキモンを愛好する人々)はまさに絶望した。
涙がで、出ますよ
今となっては「キサキモン wiki」と調べても商人物語2のwikiwikiしか出てこず、Youtubeやフラッシュを載せているサイトが少し出てくるだけでなんというか当時の記憶は断片的にしか蘇らないとような情報しか出てきません。
こうして古いサイトや情報たちは消えていくのか・・・
と、いうことでキサキモンを知っている、または懐かしくてやばい、または興味がわいた!という人は雰囲気だけでも味わってみてください。
ウェイバックマシンというサイトがあるのですが、このサイトは(断片的にではありますが)昔のサイトを当時のように閲覧することが出来るのです。サイトに飛んでみたいサイトのURLを入れると魚拓(?)を取っている日付で見ることが出来ます。ヤフーの昔のトップページなんかも見れますよ。
キサキモンのリンクは下記よりどうぞ(ウェイバックマシンがわりと重いので多少表示に時間がかかります) 画像をクリックでそのページに飛ぶようにリンクしてあります。
ちなみに・・・
キサキモンの管理人さんは女性の方で、「きさき」という愛称で呼ばれていました。
当時サイトのサポート掲示板があり、ブラウザゲーの荒らしの凍結願いやらバグ報告やらのスレッドに細かくしっかり返信をしていたのを当時見ていて「細かい人なんだな~」と思っていました。
全く余計な情報なのですが、Vectorにいくつかゲームなんかをアップしておりハンドルネームは「きさき/妃」でした。(Vectorからは今もゲームはいくつかダウンロードできます)
さいごに
キサキモンもそうですが、フラッシュ全盛期やFC2ブログが全盛期だったころなど、その時の「空気」というんですかね?そういう感覚が今はあんまないのかなぁと思います。
今はスマホの普及でいろいろ便利ですしラインやツイッターなどSNSですぐ繋がれたりできますが、ところどころ薄っぺらいと感じるのは私だけでしょうか。
ちょっとアングラな雰囲気が漂うインターネットが好きだったんだよなぁ
古くなってしまったものは淘汰されたり無くなったりしてしまいますが、懐かしいと思えることは悪いことだとは思いません。
たまには懐かしいものを思い出してみるのもいいのではないでしょうか。
それではノシ
管理人(きさき)さん、商人物語とスタンダードファンタジーのスクリプトを提供してください。。。
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